指導方針

赤門会は創立以来50余年、一貫して「実力講師による完全一対一のマンツーマン指導」にこだわり、大学受験指導に携わってきました。
赤門会では、いずれの科目も基礎をしっかりと身につけることを重視します。「基礎=簡単に身につく」と思われがちですが、教える側に立つと、基礎事項を生徒にわかりやすく説明することはとても難しく、その分野・科目の全体像を完全に把握できていなければ、正確な内容を適切な言葉で伝えることはできません。
また、マンツーマン指導を行うには、学力はもちろんのこと、個々の生徒と良好なコミュニケーションをとり、生徒を力強く引っ張っていくための人柄や指導力が求められます。それだけに、講師の選定には厳格な姿勢で臨んでおり、東大卒中心の、いずれも指導経験豊富なプロ講師から成る陣容を敷いています。

赤門会では、生徒が終始安定して勉強に集中できるよう、授業以外の場面でも生徒一人ひとりと向き合い、メンタル面でも手厚くサポートいたします。
受験年次生について、入試直前期には、ご本人・保護者様の意向を基に、模試成績や学力上の特徴を踏まえて、受験校の選定に関して適切なアドバイスをいたします。
また、医学部では一般入試でも、出願時に志望理由等の記述を求められるケースがよくありますが、大事な入試直前期に学習時間が圧迫されないよう、それらの添削指導を行います。さらに、1次クリア後には面接対策指導を徹底的に行います。
その他、受験で成果をあげるにはご家族のサポートも重要であることから、毎月ご家庭へお送りする指導報告書、年2回の父母面談会など、保護者様と密な連携をとることを重視しています。
講師紹介
英語

授業は、(1)文法のしくみをきちんと理解することからスタートします。記憶に残りやすくするには、暗記頼みではなく理解することが大事で、疑問点はその場で解決させます。(2)語いについては生徒まかせにせず、学習進度を指示したうえで、その進捗をコンスタントにチェックしていきます。(医学部受験コースでは、年間を通して単・熟語テストを課すコマが別途あります)(3)読解面では、文法知識を駆使して文構造を把握する練習から始めます。そして、適切なスピードでメリハリをつけて長文を読む練習を、最終的には過去問を利用して数多く積んでいきます。
英語は、いったん学習のコツを体得すれば、決してその努力を裏切らない科目です。英語を学ぶことで母語と異なる世界が一つ増え、一生に渡って世界への視野を広げられる、代え難い力を得ることができます。ぜひ一緒に新たな世界への道を歩んでいきましょう。 長井 協子 東京大学 文学部言語文化学科卒


そこで、毎回の授業を通して理解度・定着度をチェックし(そのために、口頭で答えてもらう時間をなるべく多く作ります)、問題箇所については宿題や定着度確認テストで繰り返しアウトプットしてもらうことで、既習内容に穴があかないようにしていきます。
また、実効性のある復習の仕方についても、その都度具体的に指示します。正しい復習を重ねて実力アップを図り、志望校合格を勝ち取りましょう。 佐藤 明日子 東京大学 法学部第一類卒
数学



授業では用紙に要点をまとめながら説明し、受講を続ける中で、自分専用のオリジナル参考書が完成するよう努めていきます。それを何度も反復して解法理解を深めていくことが、得点力アップに直結します。 利沢 隆人 東京大学大学院 工学系研究科修了
化学・物理

また、医学部志望生については、医学部受験用オリジナルテキストを併用いたします。これは、医学部入試で差がつきやすい難解な知識問題までをカバーしたもので、大手予備校・医系専門予備校で手薄になりがちな無機・高分子分野まで充実させています。
後期中盤以降の授業では、生徒ごとに重視する大学の過去問演習に力点をおきます。具体的には、5年分くらいカバーすることで出題傾向を把握し、弱点箇所が見つかれば徹底的に対処します。さらに、大問ごとの時間配分や解答順序など、戦術面でも適切なアドバイスをすることで実戦力を磨いていきます。特に医学部入試では、大学により出題傾向が大きく異なるので、過去問対策の習熟度は本番での得点を大きく左右します。 戸来 又四郎 [担当科目:化学] 北里大学薬学部 製薬学科卒


大事なのは、高校物理で習う各現象がどういうプロセスで成立しているのかを正確に理解することです。それにより、高難度の初見問題に際しても、そこで成り立つ物理法則を正しく見極められるようになり、どのパターンに持ち込めばよいのかがわかるようになります。授業は、解答過程を自分の言葉で説明できるようになることを重視して進めていきます。 深石真行 [担当科目:物理] 東京理科大学 大学院理学研究科修了
生物


小論文

段落構成の仕方など、書き方を学ぶことの他に、論述するには必要十分な知識が必要です。そこで、志望校およびその周辺大学の過去問に当たり、出題傾向を分析したうえで、重要と思われるテーマを掘り下げ、関連知識の修得に努めます。併せて、志望校の出題形式や制限字数に従ってなるべく多くの答案を作ってもらい、その添削を通して表現力も鍛えていきます。 松本 一直 北海道大学 水産学部 増殖生命科学科卒